黒米おむすび店開業準備中・ユイです!このサイト、黒米.comの運営をしています。
この記事では「黒米を食べるといい4つの効能」について書いています。
健康志向な世の中ですので、生活習慣も食生活もとにかく健康のため役立つ情報が求められている時代です。
そんな近年、食生活から健康を目指す人たちの間でじわじわと人気が出ている食材があります。
それが健康食「黒米」です。
黒米を食べることで、美肌や健康な髪をうながしたり、眼の疲れをケアしてくれたり、
これを読めば、なぜ今黒米が選ばれているのかがよく分かりますよ。
Contents
黒米の効能1.美肌や健康な髪を促進する
黒米を食べることの効能の1つ目は、美肌や健康な髪を促進する効果を得られる、と言われていること。
これは特に多くの女性が興味をそそられる特徴だと思います。
黒米にはビタミンやマグネシウムやカルシウム、鉄分が白米よりも豊富に含まれています。
たっぷり摂取できるビタミン類が体内の酵素の働きを抑制して体本来の機能を促進させ、お肌の新陳代謝をスムーズにし、すべすべ滑らかなお肌を目指すことが期待できます。
特にビタミンB1は4.5倍、ビタミンB2は3.5倍も白米よりも多いんです。
ビタミンB1やB2をたっぷり摂取できることから、髪の健康に必要な栄養成分も確保できるようになり、若々しく綺麗な黒髪を目指せるということなのです。
普通に食べて栄養豊富ならば、白米に黒米プラスした方が体の健康のためにもなり、美容効果も期待できます。
黒米の効能2.眼の疲れをやわらげ目の病気予防する
黒米の大きな特徴として、視力回復や目の病気予防効果が得られると言われています。
黒米はその名前の通り、真っ黒です。
通常白米と一緒に混ぜて炊くことが多いのですが、黒米の黒い色素成分は、水に溶けやすい性質を持っています。
そのため、炊いた後は黒米は黒いままなのですが、一緒に炊いた白米に色素成分が移って、なんとも綺麗なうすむらさき色に炊き上がります。
この黒米の黒い色素成分には、アントシアニンという成分が含まれています。
アントシアニン、どこかで聞いたことある名前だと思いませんか?
よく視力回復や視力機能改善効果のあるサプリメントのCMなどで、「アントシアニンをたっぷり含んだサプリメント!」といったフレーズを見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
このアントシアニンには、ものを見るときに働く眼球内部の網膜のロドプシンを再合成させる効能があります。
ロドプシンが電気信号として脳に伝えられることで、「ものが見える」と感じるようになっているのですが、疲れなどによってロドプシンの再合成能力は衰えてしまうのだそうです。
アントシアニンを摂取することで、ロドプシンの再合成を助け、過酷な労働にさらされる現代人の目を優しく労わり、目に関する機能を改善してくれます。
黒米はアントシアニンを豊富に含んでいるから、目の健康もサポートしてくれる健康食材として期待されています。
黒米の効能3.胃の健康を助ける
黒米を食べることで、胃の健康を助ける効能もあるとされています。
黒米は1500年以上の歴史をもっている古い食材で、中国では漢という時代から重宝されてきた食材でもあります。
その栄養価の高さから滋養強壮の食材としても注目され、漢方の分野で重宝されていた歴史もあり、今でも薬膳料理としてアジアでは有名です。
そんな黒米は胃の働きをサポートして活性化させ、血を作る機能や消化をサポートする働きもあるために、胃を強くする効果もあります。
ある研究によると、胃潰瘍を抑制する成分があることが分かっているそうです。
黒米の効能4.アントシアニンによる糖質吸収を抑制する効果
さらに近年社会問題となっている糖尿病に関しても、黒米を摂取することで糖質の吸収が抑制される効能があると確認されています。
糖尿病予備軍、糖尿病の方にとっては血中の糖濃度が気になるものですね。
そもそも糖尿病とは、高血糖値の状態が持続する病気です。
健常者の場合、食事をすると一時的に血糖値は上昇しますが、膵臓から分泌されるインスリンの働きによって、血糖値は低下していきます。
黒米に含まれているアントシアニンには、血糖値を低下させる作用と、血糖値の上昇を抑制する効果が確認されています。
黒米をいつもの食事にプラスすることで糖尿病予防効果が期待できるのです。
【まとめ】黒米を食べるといい4つの健康効果
今回の記事では黒米を食べるといい4つの効能について書いてみました。
- 美肌や健康な髪を促進する
- 視力回復や目の病気予防効果
- 胃の健康促進
- 糖質の吸収を抑える効果
性別関係なく、どの効果もぜひ実感したいですよね。
いつもの食事に黒米をプラスするだけで上記のような効果・効能が期待できるということで、黒米がどれだけ魅力的な食材であるかがお分かりいただけたでしょうか。
黒米の魅力である様々な栄養を摂取して、ぜひ美容や健康にも役立ててくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
【参考】
- 津久井亜紀夫・寺原典彦『アントシアニンと食品 アントシアニン含有食品の加工利用特性と機能性』
- 文部科学省HP・食品成分データベース