こんにちは!
私は黒米おむすび店開業準備中・ユイです。
このサイト、黒米.comの運営をしています。
あなたは白米に麦や黒米を混ぜた、麦ごはんや黒米ごはんを食べたことがありますか?
ご存知の方も多いでしょうが、黒米や麦ごはんは、白米を上回る栄養価や効能があるとして注目されています。
白米よりも優れた食材である黒米や麦ごはんの情報を知っておくことで、これからの食生活の改善に大いに役立ちます。
あなたが抱える体の悩みのサポートにもなります。
特に
- 食物繊維不足で便秘気味だという方
- 視力低下が気になっている方
- お肌トラブルにお悩みの方
といった悩みを抱えている方には特に知って頂きたい内容となっております。
比較的親しみのある麦ごはんと、日本人にはあまりなじみのない黒米ごはんでは、大きく分けて3つの違いがあります。
- 色
- 流通量と価格
- 栄養価や効能
今日は、まだまだ知名度が高いとは言えないながらも栄養価が高い黒米と、安定の知名度と人気がある麦ごはんの違いについてシェアします。
Contents
黒米と麦の違いとは?
それでは黒米ごはんと麦ごはんの3つの違い「色」「流通量と価格」「栄養価や効能」について比較していきましょう。
大きく違うのが「色」
安定的な人気と信頼のある麦ごはんと、近年じわじわと人気の出ている黒米。
やはり大きな違いは、その「色」です。
麦ごはんは白米よりも茶色がかっていますが、黒米は炊く前は真っ黒で、炊き上がりは薄い紫色になります。
黒米はコクマイやクロマイ、クロゴメなどと呼びます。
黒米は別名「紫黒米(しこくまい)」や「紫米(むらさきまい)」とも呼ばれます。
普通の白米よりもビタミンやミネラルが豊富であり、栄養価が高いのが黒米の特徴です。
黒米は、長い歴史のある中国では古来から漢方薬の材料としても用いられてきました。
イネ科の一種で、タイやベトナムなど東南アジアで栽培されています。
黒米も玄米の一種と言われていますが、玄米とはそもそも精白していないお米のことで、黒米は皮が真っ黒なお米です。
日本ではお米=白、というイメージが強いですね。
一方、麦ごはんは白米同様に日本でも古くから食卓に並んでいた主食の一種です。
白米が貴重であった時代には、麦に雑穀を加えたご飯が庶民の主食となっていました。
「流通」と「価格」
見た目が大きく違う麦と黒米ですが、その流通量と価格も大きく異なります。
黒米ごはんと麦ごはんではそもそも日本での馴染み深さが違うので、流通や価格に差が出ているのです。
麦ごはんは日本でも安定の流通がありなじみのあるお米なので珍しいものではありません。
ネット通販でもスーパーでもお手軽に購入できる価格帯の麦ごはんは多数あります。
無農薬農法によって育てられた麦など、条件や原産地によっては少々お高めの商品もありますが、基本的に流通量も安定していて価格も優しいです。
一方で黒米は、麦ごはんと比べて日本ではまだ流通量が多くありません。
流通量や商品数が少なめということで、麦ごはんよりも価格が高めになっています。
玄米や麦や黒米などがミックスされた雑穀米商品もありますが、雑穀米に含まれている黒米の割合も少なめです。
黒米ごはんと麦ごはんの栄養価や効能の違いを比較
白米よりも栄養価が高く、体の健康に役立つ麦ごはんと黒米ごはんの栄養価や効能の違いを見ていくと、3つの違いがあることが分かります。
栄養価や効能の違いその①抗酸化作用をもつアントシアニン
黒米と麦ごはんの違いで紹介した色の違いですが、この色の違いには、黒米に含まれている「アントシアニン」が関係しています。
このポリフェノールの一種であるアントシアニンが黒米には豊富に含まれており、黒米の黒さを実現しているのです。
●アントシアニン
ポリフェノールの一種で、天然の紫黒色の色素です。
ブドウや黒ゴマ、赤ジソや黒豆にも含まれています。
アントシアニンを豊富に含む黒米は、抗酸化作用が期待できると言われており、さらに視力回復や眼精疲労に有効だと言われているブルーベリー同様、視力に関する改善や目の病気予防も期待できます。
さらに黒米には造血をサポートする作用もあるため、女性の多くが悩まされる貧血改善も期待できますし、造血がサポートされればお肌の新陳代謝の促進、お肌トラブルの改善にも繋がっていきます。
栄養価や効能の違いその②たっぷりと含まれている食物繊維
また便秘に悩まされている方は、黒米や麦ごはんは特にオススメです。
黒米の場合には白米の約7倍もの食物繊維が含まれています。
麦ごはんの場合には白米の約17倍もの食物繊維が含まれると言われています。
食物繊維だけを見れば麦ごはんの方が食物繊維が豊富ですね。
栄養価や効能の違いその③豊富なカルシウム
麦ごはんの場合には白米の約3倍のカルシウムが含まれています。
黒米は白米の約4倍ものカルシウムが含まれています。
カルシウム不足のままだと高血圧や動脈硬化や骨粗しょう症、イライラしやすくなったり骨や歯が弱くなってしまい骨折しやすくなってしまいます。
まとめ
- 黒米と麦との大きな違いは色!
- 流通量やコストを考えると、麦の方がお手軽に始められる
- 黒米には、麦にはないアントシアニンがたっぷり含まれていて、美肌効果に期待したい方、視力回復や目の病気予防をしたいという方におすすめ
- 食物繊維だけを見てみれば麦ごはんの方が圧倒的に豊富なので、便秘の解消におすすめ
美味しく毎日食べて健康をサポートしたい、貧血を改善したい、お肌トラブルを改善したいなど、黒米ごはんも麦ごはんも白米を上回る栄養価と効能があり、食生活から健康をサポートできる素晴らしい食材です。
黒米は、日本ではまだまだブームとまではいきませんが、少しずつ人気が出てきています。
ぜひあなたの健康のために、黒米や麦を加えてみてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
【参考】
津久井亜紀夫・寺原典彦『アントシアニンと食品 アントシアニン含有食品の加工利用特性と機能性』